経済的自由を得られる人や成功者と呼ばれる人たちの類は、結構頑固な側面も持ち合わせていて、他人からの押し付けルールには従わないけど、自分で考えたルールにはちゃんと従うといった人が多いような気がします。
たとえば、何かをやろうと思い立って「今日から○○をするぞ!」と自分で自分にルール付けをしたとします。
その「ルールを守る」ことは言ってみれば「当たり前のこと」です。
だって自分で決めたルールなのですから・・・。
ところがその「当たり前のこと」を当たり前にできる人は本当に少ないと思います。
だから、当たり前にできる人は、本人からすれば当たり前のことをしているだけで何も特別なことをしているわけではないのに、時間が経てば経つほど他の人との差が開いていきます。
自分が突出するというよりも、他の人が勝手にこぼれていく感じです。
その結果、その人は成功者になり、そうでない他の大多数の人たちは成功者になれない・・・お金の面で言えば経済的自由を得られない・・・となるわけです。
ここでひとつ面白いことがあって、それは自分で作ったルールを自分で守れない人たちは他人の作ったルールに従うのはうまい・・・ということです。
つまりは「依存すること」が当たり前になっていて、「自立すること」が当たり前にはなっていない(=苦手)わけです。
サラリーマンは依存体質を持ち、ビジネスマンは自立体質を持っています。
組織の中では組織のルールに従うことが大事ですが、それとは別次元の自分独自のルールを自分に課し、それを頑なに守り抜く姿勢を持つことは大切だと思います。