独創性を試す質問に「雪が解けると何になる?」というのがあります。
教科書的な答えは「水になる」ですが、独創性を発揮すると「春になる」とか「川になる」などいろんな答えが出てきます。
実社会では独創性が求められます。
学校で教えるような勉強だと答えは一つだけで、それ以外はすべて間違い・・・となりますが、実社会の中ではその逆で答えはいくつもあるわけです。
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同じく「時速50キロで走る車で2時間走ると何キロ進む?」と聞かれたら・・・?
教科書の答えは「100キロ進む」です。
でも、実社会での答えは「車は最初から時速50キロのスピードは出せないので99キロ」とか、「一般道だと信号や渋滞ががあるので常時50キロは出せないからせいぜい70キロ進む程度」・・・といった答えも出てきます。
言えるのは、机上の勉強と違って「実社会ではどんな問いかけであっても、それに対する答えはいくつも存在する可能性がある」・・・ということです。
だから、たとえば今月の売上目標1000万円を達成するにはどうする?」・・・という質問を自分に投げかけたとき、その答えは一つとは限りません。
むしろ、積極的に複数の解答を導くことが大事だと思います。同じく「将来において経済的な不安を抱えなくて済むように今からしておくべきことは?」という問いかけにも複数の答えを出すことが大事です。
社会人は自分で質問をつくり、自分でその質問に複数の答えで対応する」・・・という姿勢が大切だと思います。