カフェや電車の中では、自然と他人の会話が耳に入ってきたりします。そうすると面白いことに気づけます。
ほとんどの場合、そうした会話は「過去」について話されている・・・ということです。
それと「愚痴」が多い・・・ということです。
逆のパターン・・・すなわち「未来」について話している人や、誰かのことを褒めている話をしている人に遭遇することは難しく、滅多にありません。
でも、その滅多に出会えない人に遭遇したとき・・・・・・けっこう嬉しくなります。
言えるのは、お金を稼げる人(適切に稼いでいる人)というのは、たいてい未来のことを中心にしゃべっている・・・ということです。
中身の内容云々(うんぬん)はさておき、とりあえず思考も志向も未来になっているわけです。
リーダーもそうです。優秀なリーダーほど未来のことばかり話したがりますし、ダメリーダーほど過去のことや愚痴ばかり話したがります。
話の必要上、過去の話をすることももちろんありますが、それはあくまでも自分の歴史を説明したり、エビデンス(証拠)としての事例を挙げたりするときの話であって、基本的には未来へ目を向けた話をしています。
お金を稼げる人や優秀なリーダーは未来の話をする・・・これって気をつけて見聞きしていると、何となくわかってくると思います。
そして、日常ではほとんどの人が過去の話を互いにしている・・・ということも。
過去の話ばかりする人の周りには、結局同じような人が集まります。
未来の話をする人の周りには、同じく未来のことを考えている人が集まる傾向があります。
類は友を呼ぶ・・・です。
カフェや電車のなかでそっと耳をそばだてて周りの人の話を聞いてみて、その後にその人たちの顔・風貌を見て自分がどう感じるか?試してみると面白いと思います。