魅は与によって生じ 求によって滅す
by 無能唱元
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自分の人生を充実させていくのは、親でも先生でも上司や取引先でもありません。
環境や政府の政策でもありません。
それらはどこかで間接的には影響を及ぼすかもしれませんが、本質的に重要なのはあくまでも「自分自身の考え方」であり、「自分自身の行動」です。
生きている自分をどのように捉え、今自分が生きていることに感謝して夢や目標に向かって突き進む・・・という姿勢を貫けるかどうかがその先を分けるカギとなります。
また、よく言われることですが「他者に多く与えた者がより豊かになる」というのも実際、多くの場合において当たっていると思います。
この真理を正しく理解して実践するだけで、人生のレールが「幸せ」に接続されると言えそうです。
もし今の自分を振り返って「豊かではない、幸せではない」などと考えるなら、そうした豊かさや幸せ感ばかりを追い求めようとするのではなく、まずは世間に何かを与えることから発想してみると良いかもしれません。
求める(奪う)のではなく与える・・・という発想に転じると、不思議とそこから人生が好転していきます。
人は案外と自分以外の誰かのために行動しようとしたときのほうが大きな力を発揮できるものです。
仕事でもプライベートでも、何かうまくいかない/行き詰った気がする・・・というときは、ふっと息をついて、発想を転換して「周りに与える」という意識で行動を新たにすると良いと思います。