サラリーマンの中には会社で出世できずにいるとき、「好きなことができれば出世は関係ない・・・」という人がいます。
一見正しく聞こえますが、果たして本音ではどう思っているかは定かではありません。もしかすると、一種の負け惜しみかもしれません。
脱サラして、自分で独立起業する人の中にも同じように「好きなことができればお金は関係ありません・・・」という人がいます。
これもまた一見すると正しいように聞こえますが、果たして本音は如何に?・・・といった感じです。
「お金は関係ない」と大風呂敷を広げられるのは、既に経済的自由を得てお金に対する不安・恐怖がない人だけのような気がします。
そうでない人が言う「お金は関係ない」は、本当のところは「大いに関係アリ」だと思います。
好きなことをするにはお金がかかるものです。お金が必要ない・・・わけではありません。何をするにしても、それなりのお金が必要になるものです。
お金があれば、自分の好きなことをするのに最高の環境を整備できます。貧しい環境下で細々と好きなことをするよりも、ある程度の恵まれた環境下で行なうほうがよっぽど楽しいハズです。
「好きなことができればお金は関係ない」・・・と自分に嘯(うそぶ)くのはやめて、むしろ好きなことをするためにもお金は必要だな・・・と正直になることが大事だと思います。