24年前の今日、野球のドラフト会議で一人の選手名が読み上げられました。
「第○回選択希望選手、オリックス、鈴木一朗、投手、18歳、愛工大名電高校・・・」と。
この日、41番目に名前を呼ばれたのが鈴木選手こと現在のイチロー選手です。
評価は「ミート力はあるがセンが細い・・・」といったもので、実際入団後約3年はあまりパッ!としなかったとされています。
そんな彼の才能が一気に開花したのは入団して3年経ってから・・・というところがとても重要な点です。
それ以降のイチロー選手の活躍は、何も野球のプレーだけでなく、フィールドを離れたところでの言動にもすばらしいものがあって、誰もが認める稀代の天才プレーヤーだといえます。
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もう一つ大事なのは、今はそうであってもプロ入りのきっかけ時には、プロのスカウトマンたちでさえイチローをその年の41番目の選手と評価した点です。
プロのスカウトでも、選手の未来・将来性を見抜くことの難しさを物語っています。反対に億単位の契約金と年俸をもらいながらも、その後まったく鳴かず飛ばずのまま試合にもほとんど出れなくなり、消えていく選手もいるわけです。
大事なのは「過去からの延長による現在」ではない ですね。
大事なことは常に「未来」にある ということです。
今がどうか?ではなくて、今からどうしていくのか?のほうが重要です。
今年も残すところ、あと1か月と1週間ほどです。
来年という未来に向けて、今どういう行動を起こしているのか、そして行動を起こしていくのか・・・が大事ですね。