私がよく使う言葉に「経済的自由を得ると精神的自由と行動的自由をも得られる」・・・というのがあります。
経済的自由を得ると、心が平常心を保ちやすくなり、また行動にも縛りがなくなって自分の思うがまま行動できるようになります。
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たとえば、会社で働く正社員の人でも、本業の給料以外に別の副収入口があって会社をいつでも辞めようと思えば辞められる・・・という人はいつも心に「勇気」をまとっていられると思います。
本業の給料だけ・・・の人や非正規雇用でいつ雇止めされる(雇用がなくなる)かという不安を抱えている人・・・などは、なかなか会社内で勇気を振り絞った言動はできないものです。
立場と状況が変われば、当然自己主張の範囲も変わってきます。
やはり、経済的背景/経済的基盤が堅牢な人とそうでない人とでは、会社内での理不尽なことなどに対する言動に差がつくと思います。
言いたいことも言えない・・・となります。
経済的な自由度が高いと、会社内での言える範囲/言えない範囲の枠組みや線引きが、そうではない人と大きく異なるものです。
会社では、本来は「企業理念と経営理念に沿った言動が優先されるべき」であり、それに反した言動はたとえ上位職位者であっても厳に慎むべきもののはずです。
ところが、世の中はなかなかそうはなっていないのが実状で、リーダー資質のないダメサラリーマンがリーダー職になっていたり、いろいろ組織が歪(いびつ)になっていることも多いものです。
そうした環境下でも、個人レベルのところでは自身の経済的背景に強い基盤があると、それが勇気を持たせてくれることも多々あります。
経済的自由を得る!・・・と自分に誓い、それに向けた勉強と実践を行なっていくことは、人生を真っ当に生きていくことにつながり、やがては自分自身を助けてくれることにつながると思います。