かつてタイプを打つ職(タイプライター)がありました。
でも、今ではもうありません。
昔、写真と言えば「フィルム」が当たり前でしたが、今ではもうデジカメにとって代わりました。
そのデジカメも、スマホの普及で需要が減ってきています。
かつては「人力」で行っていたことが技術の進歩により機械・ロボットにとって代わられたことは多々あります。
会社の受付には従来「人」がいるのが当たり前でしたが、内線電話機に代わり、最近ではついに人型ロボットが誕生しています。
すごいものです。
どんどん他の職種でも人力がカットされてその職・仕事に就いている人が職を失う恐れがあります。
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20年後にはかなり激戦となっていて生き残るのが厳しいだろう・・・と言われている職・仕事にはたとえばこんなのがあります。
弁護士、会計士、司法書士、行政書士、社会保険労務士など士業と呼ばれるもの、整体師、はり・きゅう師、教師、マッサージ師などの師業と呼ばれるものです。
また、インターネットで同一商品の価格比較をカンタンにできるようになったことでいわゆる店頭販売による消費活動が減少することも既に起こっています。
それはつまり、店員がいらない(減る)ということを意味します。
インターネットの普及は新聞や雑誌・書籍の販売部数を減らし、テレビ・ラジオのマスメディアの需要も奪いました。
そうした業界で働く人の中には、方向転換を余儀なくされる人も多く出てくると思われます。
言えるのは、今から20年前に今の社会情勢や経済情勢を的確に予言・予測できた人が誰もいないように、今の段階で20年後の世界を完全・完璧に予測できる人なんていない、ということです。
ある程度の予測はもちろんできます。
少なくとも、かなりの確率で職がなくなるであろう職についてはあえて今からそこに飛び込んでいく必要はなく、むしろ今その仕事に就いている人たちは早めに人生の岐路を選択し直すことが大事かもしれません。
これを一般的に「先見性(力)」と言います。
10年後・・・20年後にもう働いていないのであれば構わないですが、まだまだ働いている予定の人は今から少しづつ準備をして動き始めることが大事だと思います。
思い立ったが吉日ですね。