第三者を共通の敵とするやり方は昔からありますが・・・

サラリーマンは、仕事を終えた後に仲間内でお酒を飲みに行く・・・という慣習が昔からあります。

たいていは、一般職同士、しかも比較的社歴が近い年代が一緒に行き、そうやって結束を固めたりします。

そうしたときに多いパターンとしては「上司の悪口/会社への不満」を言い合って、互いに「自分だけでなくみんなもそう思っていたんだ」・・・という安心感で結束するわけです。

まあ、それが良いかどうかは別として、多くのサラリーマンはそうした経験をすると思います。

問題はその頻度でしょうね。

他人のことを悪く言って批判ばかりして、そのくせ自分の弱さや欠点を隠すのはあまりうまくないと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔から「第三者を共通の敵とする」というやり方は、一つの戦法として有名です。

戦国の世だけでなく、情報戦の世になってからも、国家や大企業などではよく使われてきた常套手段です。

ある意味では、自分の悪事を隠すためにも都合が良くて簡単な手段です。

営業手法でも、自社商品を売るためにライバル商品の欠点を指摘することはよくありがちです。

他社を蹴落とすことで自社商品を持ち上げるというやり方です。

一時的な人気を得るならそうした「人が共感できる第三の敵を作る」ことは有効だと思います。

ただし、それがビジネスの王道か?というと答えはノーだと思います。

「ライバルを蹴落として相対的に自分の位置を高める」のではなくて、最初から「自分の絶対的価値が高くて需要に適切に応える」という姿勢が王道を行くやり方です。

他人を批判するだけの人・企業は少し危険な要素を隠し持っているかもしれません。

他者は他者、自分は自分・・・という発想で、敵をつくらないように心がけることが大切だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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