独身一人暮らしの人は、自分の将来のことを自分一人で考えるしかありません。
結婚して夫婦で暮らしている人は、将来のことを夫婦2人で考えることができます。
子どもがいるなど家族が増えれば増えるほど、自分や家族の将来のことを考える人の数は増えていきます。
自分のことを一緒に考えてくれる人がそばに居てくれる・・・ということはとてもありがたいことだと思います。
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会社でも同じことが言えます。
経営者はもちろん会社のことをいろいろ考えますが、一人で考えるには限界があります。
経営コンサルタントを雇って一緒に考えてもらうという手もありますが、金銭の報酬が絡んでいますからどこかちょっと打算的で味気ないところがあるかもしれません。
大切なのは、いつも仕事で苦楽を共にしている仲間がいると気づくことです。
その仲間が一生に会社のこと、会社の未来のことを考えてくれるとしたら、経営者にとっては大変ありがたいことです。
昨今、事業承継や相続の話題はよく聞かれることですが、経営者は自分一人で会社の将来を考えるのではなく、一緒に考えてくれる仲間、経営リーダーがいてくれるかどうかを確認することも大切です。
会社の「今」を見つめ直し、未来につなげるための経営の舵取りをすることが大事です。
自分の周りに「自分と同じように会社の未来を考えてくれる仲間を置く」・・・ということはとても重要なマネジメントになると思います。