昔「くれない族」という言葉が流行りました。
サラリーマンの嘆き・愚痴からきた言葉です。
給料が少ない・・・休みが少ない・・・チャンスを与えてもらえない・・・評価・承認されない・・・といった類で「誰かに何かをしてもらえない/何かをもらえない」と自分が悲劇の主人公であるかのように主張する概念です。
逆に言うと、誰かに何かをしてもらえるのが当たり前/何かをもらえるのが当然・・・といったちょっと自分勝手で自分に都合の良い解釈と意味づけが根底にある概念だと言えます。
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こうした発想は、車での移動に例えるなら、助手席の人生に当たるかもしれません。
助手席に座る人生では自分が行きたいところには自分の意思では行けません。
いつも運転手に連れていかれるがままです。
これを運転席に座る人生に変えることが「自分の人生を生きる」という意味ではとても大事なことになると思います。
運転手になれば、自分が望む方向に、自分の好きなだけ、行くことができます。
運転席に座るか?助手席に座るか?・・・
小さな違いですが、結果は大きな違いになります。
さて、自分はどちらの人生を選ぶのか?
運転手はすべての責任を負います。
自分が運転しなければ何も始まりません。
人生の運転席に座ることを意識すると良いと思います。
そのように思い、そう決意し、すべてのことを自己責任として受け入れる覚悟を持った人こそが、やがて経済的にも行動的にも自由になれるのだと思います。