初見のラーメン屋さんに入ったら、思っていたより美味しくなかった・・・とします。
そんな時、わざわざ「○○味が薄いからもっと濃くしたほうが良いよ」とか「麺はもっと固ゆでにすべきだね」とか、「ここをもっとこうしたほうがいいよ」などと店主に言う人なんてまずいないと思います。
どんなラーメンを作ろうが、どんなお店で商売をしようがその店主の勝手であり、他人がとやかく言うことではないからです。
それが通常の常識観念です。
また、仮に自分はそう思ったとしても、別の人は逆にそれが気に入っているなど、自分とは異なる認識をしているかもしれません。
出来事は一つでも、人のとらえ方・感じ方はさまざまです。
お店の経営・商売も基本的には「ご自由に・・・」であり、うまくいって繁盛すれば店主の才腕ですし、うまくいかずに客離れが甚だしくても店主の責任です。
他人が良かれと思って言うことも、時と場合によっては余計な騒音になりかねません。
他者にアドバイスをする/苦情を言うのは、よほどの違反等がない限りは行なわないほうがベターかもしれません。
自由社会の中では、「自分のことは自分で責任を持つ/取る」という大原則があり、物事をどうするかは自分で決めることができます。
どこかに正解があるわけではなく、手探りで決めていくような感じです。
他人のアドバイスを参考にすることも良しですし、また、実際に他人の助言で助かったりすることもありますが、最後に決めるのは自分です。
アドバイスをする側/される側であっても「逃げずに自分で決める」「良いも悪いも自分の責任範囲内」という認識を持ち、自分の行動に自覚をもって行なうことが大切だと思います。