年間を通して数回は「金融機関の早期退職者募集のニュース」が流れます。
一昔前だったら考えられないことです。
今から数十年前には、の時代背景で優秀な人と称され、「狭き門」だった金融機関に就職し、本人も周りもこれで将来は安泰だ~と安心していたのに、この数十年の間にその安心の約束手形はどこかへいってしまい、今頃になって内心穏やかではなくなっている銀行員の人も多いかもしれません。
長年研鑽を怠けていた人ほど、戦々恐々としているハズです。
時代が変われれば人々の価値観も変わるものです。
リストラの風が吹いて明日はわが身か・・・という不安と格闘する日々を送っている人もいるかもしれません。
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史上稀にみる低金利の時代が続き、金融機関といえども吸収・合併の嵐に巻き込まれています。
この流れはますます加速しそうな勢いです。
大企業に入社したから大丈夫・・・金融機関だから大丈夫・・・という時代ではなくなっています。
そういう時代はもうとっくに終わっていることに早く気づき、早く行動を起こしている人は立派です。
これからの時代は会社の看板に頼らずに個人で稼ぐ力が求められてくる・・・と知ることは重要です。
自分の市場価値を高めようという意識を持ち、実際そのための行動を起こさないと、平凡なサラリーマンはコロナ禍における昨今の時代環境の中では後々に苦労すると思います。