サラリーマンであれ経営者であれ、もしも次のような質問を投げかけられたら、あなたはどのように答えるでしょうか?
Q.サラリーマンまたは経営者として失敗することと、人生を失敗することとではどちらの失敗がイヤ(=失敗したくない)ですか?
人生は一度限りですが、サラリーマンとして生きたり経営者として生きるのは何回も可能です。
だから、多くの人は「人生を失敗するほうがイヤだ」と答えるような気がします。
ところが、現実社会の中ではその意識が薄れ、サラリーマンとして(あるいは経営者として)失敗することを恐れるがあまり、結局は人生に失敗して人生を棒に振ってしまう人がしばしば現れます。
なんとも残念な話です。
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人生を失敗する・・・ということはどういうことか?というと、簡単に言うなら「自分の人生を振り返ったときに後悔の念を抱くこと」だと思います。
後悔なき人生は決して失敗の人生ではありません。
逆に、後悔だらけの人生は失敗の人生です。
だから、日々の生活や仕事の中では折に触れ「後悔しない選択をしているだろうか?」と今の自分が選んだ選択肢を見つめ直すことも大切だと思います。
また、出来事に対するとらえ方を肯定的にし、物事をとにかく最後までやりきる意識を持つと良いと思います。
さらに言うと、そのためにも「学び続ける」ことが大切です。
学べば理解し、できるようになることが増えますし、その出来事の本来の意義/表面に見えることではなく裏側に隠された真の意味などがわかるようになります。
人生死ぬまで学び・・・とはよく言われることですが、本当にそのとおりだと思います。
いつも出来事を笑顔でポジティブにとらえ、人生をやりきって謳歌したい!・・・と言えるように充実した日々を過ごしていきたいものですね。