富裕層の多くは高齢者となってきている…?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

戦後の1950年代から1970年代半ばくらいまではいわゆる高度経済成長期と呼ばれる時期で、日本企業の設備投資に対する意欲は非常に高く常に資金不足の状態でした。

 

借り手になる企業が次々と現れてきたので日本の政策金利は5~10%前後を維持し、それが長らく人々の頭には刷り込まれてきました。

 

「借金は金利が高い/銀行にお金を預けておけば自然とどんどん増えていく」と信じる人が多かったわけです。

実際そのとおりでしたし、相関関係にある景気も非常に良かったと言えます(だからこそ高度経済成長時代だったわけです)。

景気の流れにはある程度の循環が見受けられますが、1985年のプラザ合意以降はさらに
日本経済は活況に沸き、好景気の波が訪れて人々は浮かれました。

世に言う「バブル経済期」です。

 

ところが、その後「バブル崩壊」が起き、たくさんの人が経済的破綻の経験をすることにつながっていきます。

 

高金利を維持していた日銀の政策金利は1993年には2.5%まで引き下げられ、1995年以降はほぼ0%(≒ゼロ金利)で推移しています。

 

当時を知る人/当時が現役時代だった人も今では60歳を超え、もはや現役を退いている人も大勢います。

 

つまり、今現在、世間で活躍をしている現役世代の多くは「バブル期」を知らず=好景気に沸く日本経済を知らず=低金利時代でしか生きていない世代になってきているわけです。

 

ちょっと乱暴に言うと、高金利で預金→財産を築いていった層は皆高齢者になっていて、そうした富裕層の多くはもはや高齢者となって表舞台から消えたところで生きている・・・です。

 

高齢者=おじいちゃん、おばあちゃんです。

 

40代以下の富裕層というのはかなり少ないと思います。

若い人は超低金利時代を生きてきているから基本的にお金がなく、年齢を重ねている老人たちはお金を持っているけどそれをなかなか世の中に放出しない・・・という構図です。

金利が低くて好景気、というのはなかなか難しい話ですが、金利が高いと好景気か?というと、それはそれで必ずしも正しいとは言えません。

 

密接な関係にありますが、唯一の方程式は成り立たないのが経済というものなのだと思います。

 

話がズレましたが、かつての富裕層の多くは今は高齢者となり、今の若い世代の人は昔の高度成長期を知らないまま手探りで今の低金利時代を切り開いて生きています。

 

時代は変化し、その変化に対応して自分自身も変化することが生き残るには重要です。

 

高齢者は若い世代に普遍的な知恵を授け、若い世代は温故知新の精神で過去と現在を結びつけ、互いに幸せな未来像を構築していく共存体制を整えることはとても大切なことだと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-1-15

    楽しいからラク⇄ラクだから楽しい

    漢字で書くと「楽しい」も「ラク」も「楽」という字ですが、楽しいとラクはちょっと違います。 楽し…
  2. 2018-9-16

    【人生設計】サラリーマンとして働くうちに次の一手を考える

    今の会社は辞めたいけど辞めても行くところがないし・・・給料(収入)がなくなるのは怖いし・・・今の仕事…
  3. 2022-8-6

    「お金を切り崩す老後生活」から抜け出そう!

    一説には老後資金に必要な金額は夫婦2人で2千万円とも5千万円とも言われていますが、どれも正解であり不…
  4. 2022-11-1

    50代になれば今後の生き方を考えておくことも大切に・・・

    人生100年と考えれば、50代はちょうどその折り返し地点に立つ時期です。 …
  5. 2018-9-9

    副業が「原則自由」の注意点

    今や副業は「原則禁止」から「原則自由」に変わってきている時代です。 たった2文字の違いですが、…
  6. 2022-5-9

    「継続した」収入源がますます必要になります

    いきていく・・・というのは「命を継続していく」ことでもあります。 この「継続」という概念は非常…
  7. 2018-10-10

    住宅ローンと団体信用生命保険と不動産投資の使い方

    「30代の子ども有りの夫婦」が住宅ローンを組んで自宅を購入する場合、一般的に多いパターンとしてはこう…
  8. 2022-9-13

    インフレ時代に備えて節約より収入アップ!

    NISA枠上限の引き上げや投資期間の恒久化などを盛り込んだ金融庁案がまとめられたそうです。 &…
  9. 2017-3-7

    働くとなぜお金がもらえるのか?

    働く(もしくは仕事をする)と、たいていはお金をもらえます。 逆に言えば、お金をくれないのならほ…
  10. 2018-9-18

    【必読】不動産投資では賃貸管理会社選びも重要です

    不動産投資は、所有する不動産物件から毎月「家賃収入」を得ていく流れです。その際、所有する不動産物件の…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る