ある程度年収の高いサラリーマンや、士業の職についていて周囲から「先生」とおだてられることに一種の優越感を感じているような人の中には、自分が成功してお金持ちであることを周囲に認知されたい・・・と思う人がいるようです。
そのため、必ずしも要るとは言えない高級外車や高級腕時計などの購入に走って見栄を張ろうとする人がいます。
収入の範囲内で購入して自己満足に浸ることには何の問題もありませんが、そうした消費(浪費)に借金をしてまで購入しようとするなら、それはちょっと行き過ぎです。
身の程を知る必要があると思います。
成功者の中でもレベルの高い人や本物のお金持ちの人というのは経済力に自信があるので、そもそも自らの経済力を殊更に誇示することに意味を見出さないとよく言われます。
成功者/お金持ちもいろいろですが、周囲に認知しておだてられたいと思うのが一般的/多数派だとすればそうは思わないほうが少数派です。
その少数派に属する人たちは、むしろ、倹約をアピールするくらいの印象があります。
どっちの道を選択するかは人の自由ですが、多くの人が陥りやすいワナの道を歩むより、少数の人しか歩まないほうの道を歩むほうが私は好きです。
人と同じ道をあえて歩まないようにして、でも、求める結果は人よりいち早く大量に手に入れる・・・という発想が好きです。
そうした少数派の道を選択すると、必然的に多数派の思考をも疑似体験する行動様式をとるようになります。
その結果、さまざまなことに目を配らなければいけなくなり、見識が高まります。
そうしたことのおかげでより成長することにつながるわけです。
こうした考え方・発想法は経験した人でないとわかりにくいかもしれませんが、人生ではとても大切なことだと思います。