人はいつか必ず死ぬもの・・・(45歳以降の人生)

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人生の前半生は「できなかったことができるようになる」ということの連続で作られています。

これが「成長」です。

例えば、小学生のころ掛け算九九や割引きの計算を覚えられなかったのがいつの間にか覚えられるようになっていた・・・鉄棒の逆上がりができるようになった・・・中距離マラソンを時間内に走れるようになった・・・志望校に合格できた・・・恋人ができた・・・仕事で成果を出して上司に褒められるようになった・・・部下をマネジメントできる立場になった・・・などです。

このように人生~45歳近くまでは、かつてはできなかったことが今はできるようになった、という体験をたくさんして人は生きています。

ところが45歳~ともなってくると、いつしか逆のことが起こってきます。

今までは苦も無くできたことがある日突然できなくなっていることに気づいたりします。

これまではできるのが当たり前で、そこに何の疑問も持たなかったことなのに突然それができなくなっていた・・・ということです。

それに気づいた時の衝撃は、結構すさまじいものがあったりします。

人の価値観を変えるに充分なものかもしれません。

そして、人によってはここで初めて未来(老後など)/死を意識し始めます。

・・・・・・・・・・・

死ぬということは、人生で起こった事、学んだ事、体験したことのすべてを御破算にするのと同じです。

人間は生まれて来た時は裸一貫で、身体以外何も持たずにこの世にやってきますが、同様に死ぬ時にも手ぶらで何も持って行けずにあの世に逝きます。

これはどんな大金持ちであろうが、政治家だろうが、芸能人だろうが、スポーツ選手だろうが同じです。

どんなにもがいても抵抗しても、自分が老いるということといずれ死いでいく・・・ことから逃れることはできません。

人生も後半戦に入ると、老いること/死ぬことが視界にチラチラと入ってきますが、自分だけが死ぬわけではないし、現世での苦しみや痛みをそのままあの世に持っていく・・・というわけでもありません。

生きとし生ける者すべてが例外なく同じように死ぬのですから、それを否定・拒否せずに素直に受け入れ、認め、そのうえで「今を精一杯・悔いなく生きる」という意識に切り替えていくと良いような気がします。

人はどこかで必ず死ぬんだから仕方ないよね・・・という、一種の達観というか、覚悟というか、諦観めいた境地に立つことも大切だと気づいたとき、人生後半の生き様が良い方向へ変わっていくと思います。

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