人は「この商品は高い/安い」とか、「この商品は良いモノだ/粗悪品だ」などと、品物を中心にその値踏みや品評をします。
「人を値踏みしてはいけない/人を外見だけで判断してはいけない」・・・と言われるのと同じように「品物・商品」にも同様の意識を馳せる想像力が大切だと思います。
品物・商品も外見だけで判断したり値踏みしたりするのはあまりうまくないと思います。
値段や品質についてとやかく言ったり文句を言ったりするのは人間の習性かもしれませんが、本来は、「値段は売る側が糧に決めて良いものであり、買う側はその値段に同意するなら買う、同意しないなら買わない、という選択をするだけ」・・・のことです。
大事なのは「その商品を欲しいか?必要か?」ということであり、決して「その品物が高いか安いか/良いモノか悪いモノか?」ではないハズです。
安かったら買うのに・・・としたら、それは自分が本当に(心底)欲しいモノではない、ということも言えそうです。
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値段のことをまったく考慮する必要がないわけではありません。
ただ、それが自分にとって必要なものかどうか・・・自分の心を喜ばせるものかどうかを軸に考えるほうがベターだということです。
また、自分にとっては必要のないモノでも、それを必要とする人は世の中にいくらでもいますから、それがすぐさまダメなものになるわけでもありません。
「安い」というだけで買い物をする行動はとても楽しいことなのですが、自分の生活パターンの中でそれで良いのか?を十分再考したうえで今後の購買活動を行なっていくのが良いと思います。