4月はテレビ番組の改編時期なので、3月のテレビ番組は何かと特番が多くなりがちです。
最近は若者を中心にテレビ離れが加速していると言われ、各局ともにいろいろ大変だと思います。
ただ、最近テレビを見ていると、そもそも報道番組などのアナウンサーの言葉遣い/特に文節の切り方にはかなりの「下手さ」が見えて(聞こえて)きているのでかなり残念です。
もっと日本語を正確/適切に用いて話すように、社内研修・教育をしっかりと行なってほしいな・・・と思うことがよくあります。
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テレビの放映局にはいろいろな会社(番組)がありますが、日本では自分がどのテレビのどの番組を見るかを自由に決めることができます。
ケーブルテレビ/CSなどに至っては、もう見られる番組があり過ぎてとてもとてもすべてを見ることなんてできません。
人間が一度に見ることのできるテレビ番組は物理的に「一つだけ」です。
あるチャンネルのバラエティ番組でゲラゲラ笑っているときは、残りのチャンネルすべての番組を見ることができず、それはすなわち自分にとってはそれらの番組は存在していないのと同じとも言えます。
録画して後から見る・・・という手はもちろんありますが、その録画番組を見ているときは別の番組を見ることができない、という点では同じです。
「これを意識して体験する」と、自分が決めたものだけが現実となって現れている一方で、実は他にも存在している数多くの現実は自分にとってはその瞬間には存在していないのと同じだ・・・と気づけます。
そこに存在しているのに、見ることも触れることもできません。
人生という名の時間は「選択と決断の繰り返し」で構成されています。
だからこそ、人は「選ぶべきチャンネル」を慎重に選ぶことが大事なのかもしれません。
イヤな現実や忘れてしまいたいような過去を思い出させるチャンネルは見ないほうがベターです。
なぜなら、今の自分に他を割いてまでどうしても必要・・・とは言えそうにないからです。
何かを選択すれば、それ以外のことは選択放棄という現実は、ややもすると忘れがちなことです。
そのことをしっかり認識したうえで、日々の行動に自覚と責任をもって取り組む(選択する)ことが大事だと思います。