家男の掃除・片付けをしていると、思わぬところから思わるモノがひょっこり出てきたりします。
遠い昔に買ってすっかり忘れてしまい込んでいたもの・・・・・・買ったきり一度も使わずにいるようなもの・・・・・・が続々出てきたりします。
実際、自分が持っている中で一番良い服、食器類、電化製品などをほとんど使わないまま一生を終えてしまう人が世の中にはたくさんいる・・・と言われているそうです。
ある意味では一種の贅沢と言えそうです。
何とももったいない話です。
すばらしい品を数々持っているのに使わず終いで死んでいくと、それらはいったん相続対象となって相続人たちが処分を検討しなければいけなくなります。
破棄であればまあ簡単なのですが、その遺産品を誰が受け取るか(相続するか)で親族が大喧嘩にでもなったら何とも悲しいことです(特に未使用のブランド品など)。
すばらしい品々は自分が生きている間にちゃんと使って楽しむことが大事だと思います。
家にいるときは一番上等のものではなく一番どうでもよい服を着てしまう・・・という習慣を持つ人は多いと思います。
この習慣は子どものころの親の習慣に学んだ/躾けられたことに寄るものです。
自分にとって一番大切なのは誰なのか?
→ 自分自身のハズです。
ステキな服はクローゼットの中にしまっておかず、流行遅れにならないうちにどんどん着るほうがベターです。
そのために持っているのですから。
小さなことが大きな違いとなって、やがて世界を(世間を)見る目が変わっていきます。
「良いものは特別な日にしか使わない」と言っていると、結局その「特別な日」は訪れず終い・・・というパターンはよくある話です。
仮に訪れたとしても、数年に1回程度・・・では自分の生涯で使う(楽しめる)のはたったの数日限り・・・となりかねません。
人生は生きる道程で楽しむべきです。
せっかく持っているお宝も、陽の目を見なければ意味がありません。
別の視点でもっと突っ込んだ言い方をすると、「お金もせっかく持っているのに使わなけば意味がない」です。
多額のお金を保有しているけど、毎日通帳を眺めているだけで結局使おうとしないまま死んでいく・・・というパターンでは宝の持ち腐れです。
それこそ、遺産相続での揉め事に発展しかねません。
お金であれ、お金を使って購入した一流品であれ、自分にとって大切な品々は「持っているだけ」で終わらせないで「使って楽しむ」というレベルに昇華させることが大切です。
今日からは自分が持っているすばらしい品々をもっと頻繁に利用して、今まで以上に幸せな気分を味わえるように意識を変えてみると良いと思います。