人生には波があって、自分にとって良い問いもあれば良くないときもあります。
どんなときも常に良いときだと思える人は立派ですが、なかなかそこまで達観できる人は少ないと思います。
これまで順風満帆で生きてきた人は、ちょっとした躓きや失敗で「人生のどん底」と感じることがあるかもしれません。
他人にとってはどうってこともないのに、その人にとってはまさに「人生のどん底」と感じられるのは、それまでの人生で単純にそうした経験がなかったからかもしれません。
そうした「どん底のとき」であっても、決して自分の人生に不平不満を言わず、そのときにやるべきことを黙々とやりながらじっと機会を伺っていると、不思議なことに必ず力になってくれるキーマンや事象が現れるものです。
経験すればわかることですが、不思議と人生はそういうものです。
・・・・・・・・・
自分がやりたいことを自分の力でやるのと同時に、それを他者のためにさせていただいている・・・という気持ちをもって行なうと、物事は結構うまく進みます。
うまく進む・・・ということは「どん底」を味わうことも少なくなるということです。
「生きている」のではなく「生かされている」と思え!・・・という発想と似ていますが、こうした俯瞰した視点を持つと人生は拓けていくと思います。
繰り返しになりますが、たとえ自分にとって「どん底のとき」であっても、決して自分の人生に不平不満を言わず、そのときにやるべきことを黙々とやりながらじっと機会を伺う・・・という姿勢を身に付けると良いと思います。
そして、自分がやりたいこと/やっていることを「他者のためのさせてもらっている」というちょっとした謙虚な発想を持つとさらに良いと思います。