普通の人と富豪と呼ばれる人もみんなそれなりに投資を行ないますが、両者には投資に対する思考回路においてちょっとした差があるように思います。
「投資を行なう」というスタートラインは同じでも、そこから先の思考回路が違うので行き着く先も異なる・・・というわけです。
言い換えれば「投資で手に入れたいものが本質的に異なっている」と言うことです。
どういうことか?
普通の人は「いくら欲しい/儲けたい」と目標金額などを決めます。
数年前に老後の2000万円問題が話題になったこともあって、例えば「65歳で少なくとも2000万円くらいは欲しい・・・」と考えて投資する人もいると思います。
どちらかといえば、普通の人は「金額を目標にする」という傾向があります。
「お金の額」を目標にするのが普通の人の特徴です。
これに対して富豪と呼ばれる人は「自由」を目的として発想します。
まずは「経済的自由」です。
そして「精神的自由」です。
さらには「行動的自由」が加わります。
そうした「自由」を求めて投資に取り組むところが普通の人と大きく異なるところです。
見ている世界が違う/捉えている視界が別次元・・・なので、当然思考回路が違って進む道も違ってくることになります。
各種「自由」を求めた結果、その過程の一つとして「一定の金額目標」なるものも存在してきますが、あくまでもそれらは通過点の一つであって目的地ではありません。
目的地は「自由になること」に置いています。
サラリーマンとビジネスマンも、同じ会社内で働いていることに変わりはありませんが、それぞれ思考回路が異なるのはやはり目指している先が異なるから・・・というのと似ています。
人は誰でも目指すところが違うと普段の行動もそれとなく違ってくるものです。
どちらが良い・悪いというわけではありませんが、私はビジネスマン的発想を推奨し、また富豪と呼ばれる人のような思考回路を持つことを推奨しています。