なぜ車には速度制限があるのに「速度制限以上の速度を出せる車」を作るのか?

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ロシアとウクライナの戦争に絡んで「核兵器」の話がよく取り上げられます。

5月のサミットでも「核兵器の危険性/廃絶」に関して各国首脳の見解が一致したと聞いています。

そんな皆が存在そのものを否定している核兵器なのに、決してすぐにはなくならないし、世界では逆に新たに核兵器を持とうとする国も出てくる・・・というのが現実社会であり歪みがあるところです。

核兵器を使ってはいけない/使うことがあってはいけない、というのなら、どうして「核兵器を持つのか/作るのか/手放そうとしないのか」・・・というのが悩ましいところです。

・・・・・・・・・

少し観点を変えると「似て非なるもの」の例としてがあります。

車には速度制限があるのに、なぜ速度制限以上の速度を出せる車を作るのか?

一般的に高速道路を利用したときで時速100キロが最高速度(一部新東名高速道路では120キロ)ですから、どうせそこまでしかスピードを出せないなら最初から120キロくらいしか出ないように作ればいいのに・・・という見方もできます。

ところが、もし時速100キロしか出ない車を本当に時速100キロで走らせると多分オーバーヒートします。

それだと運行や車体が安定しません。

能力限界で長時間維持することは逆に危険とも言えます。

正式な理由は知りませんが、こんなところに理由(わけ)があるのかもしれません。

要は「ゆとり・・・余裕・・・安定性・・・が必要」ということです。

ハンドルも同様で、ハンドルには「あそび」があって回した先にゆとりがある作りになっています。

安定さとは余力がある状態で生まれるものなので、あえてギリギリ目いっぱいの状態にしないことを意図的に設けて安定と安全をつくっているのだと思います。

・・・・・・・・・・・

目標達成においてもこんなことが言えます。

たとえば100の数字を達成しようと思えば、最初から100ではなく120くらいを意識して取り組むほうがベターです。

なぜなら、100を目標にするとその手前ギリギリで終わって目標未達成となってしまう恐れが大です。

一方、120を目標にしていたら最終的に120には到達できなかったけど105くらいで終わって、本来の目標の100は無事に達成できた!・・・となり得ます。

営業部門や経営マネジメントでの目標達成の手法としてよく用いられるやり方です。

朝、よく遅刻していくる社員も、出社時間=始業時間と考えているからです。

9時始業であれば余裕を持って8時半くらいに出社するように家を出れば間に合うのに(多少遅れても8時50分くらいには出社できる)、最初から9時に出社しようとするからちょっとしたアクシデントが起きると(電車が遅れるとか)途端に遅刻してしまうわけです。

要は余裕・ゆとりがなくギリギリでしか物事を考えていない、というわけです。

何事も「ギリギリ」というよりは「余裕・ゆとり」をもっての行動のほうがベターで、余裕があると安定し、安定するとどんどん危険度が減少すると思います。

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