二足のわらじ(草鞋)を履く=副業
・・・です。
昔はサラリーマンが「二足のわらじを履く」なんてことは考えられない、忌み嫌うべきこと・・・でした。
ところが、時代は移り変わり、今ではサラリーマンの「副業」は普通・一般的・当たり前のことで、誰も咎めることはありません。
つまりはそれだけ「サラリーマンは本業の収入だけで生活するのは難しくなった」・・・ということです。
日本総中流家庭・・・と呼ばれたのも昔で、昨今は「勝ち組と負け組」という二極化が進んでいます。
個人レベルだけでなく企業レベルにおいても同様で、企業の二極化は激しいものがあります。
1年・・・3年・・・5年・・・10年という長期視点で視れば視るほど、サラリーマンの給与収入だけでは将来的に経済上の詰み・・・が想定されます。
短期視点では何とかなっていても、長期視点(特に就労収入が途絶えた後≒老後)は、もはや自分が労働市場に戻ることもままならないことを十分理解しておくことが必要です。
そして、権利収入を持っていない人はそのときに二進も三進も(にっちもさっちも)いかなくなるかもしれない・・・と早く気づくことが大切です。
できる限り早期のうちに未来の想定と具体的な対策を講じておくことと良いと思います。
過ごしづらい世の中になってしまった・・・とも言えますが、いつの世も良いところ/悪いところがあるものです。
環境のせいにしても何も始まりません。
その環境に適応して生きていくのが重要です。
加齢・老衰で身体的にも精神的にも弱体化していくことも踏まえ、心身の堅牢性が損なわれる前に手を打っておくことを忘れてはいけないですね。
「いつかやろう・・・」と先延ばしせず、一日も早く「二足のわらじ」状態を実現することが大事だと思います。