スマホ決済サービスやクレジットカード決済等のいわゆる「電子決済」と呼ばれる支払い方法がかなり普及し、それに伴って「ポイント付与」も常識化してきました。
今では支払い時にいろんなポイントを貯め込んだり使用している人も多いと思われます。
Q. ポイントは都度使いますか?
Q. それとも大きく貯めて一気に使いますか?
いろんな考え方があると思いますが、私はどちらかと言えば前者のほうです。
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経済的にある程度の自由を手にしたとしても、せっかくの経済的自由を活かして「行動的自由」に導かなければ意味がありません。
お金があること自体に満足して「精神的自由」を得たとしても、やはり次の段階である「行動的自由」にまで手を伸ばすことが大事だと思います。
投資の真の目的はお金を増やすことではなく(←これはただの手段です)、増えたお金を有意義に使って人生をより豊かにすることにあります。
せっかく資産を増やしても気持ちよく使えなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。
考えるべきは「増やしてからどう使うか/何に使うか」です。
これをいつも検討しておく必要がありますし、ときには再検討して修正することも大事です。
昔、私が考えたのは「大きく貯まったお金を使おうとすると失うことが怖くて実際は使えなくなる」・・・「大金を一気に使って大きく減らすのは怖い」・・・「徐々に使いながらそれを補充する形で大きく減らすことはしないようにしよう」・・・といったことです。
そのためには投資から得られる利益を気兼ねなく使える仕組みにしておくことが大事で、要は「使っても、1か月後にはまた使った分程度のお金が入ってくる」という仕組みを持つことが肝になると考えました。
そこで行き着いたのが「不動産投資(家賃収入を得る)」でした。
家賃収入であれば、今月の収入を使い切っても来月になればまたお金(家賃)が振り込まれてきます。
使わなければ「どんどん貯まっていく」のですが、多少使ったとしても「一定金額は毎月銀行口座に残る」となります。
これならば、使っても「減る恐怖」から解放されます。
大金を使いたければその金額が貯まるまで待つ必要がありますが、毎月「家賃収入の範囲内で使う」分には生活への直接的な不安は起こり得ません。
ポイントが貯まるとき、その貯まったポイントを使っても翌月にも同程度のポイントが貯まるなら使い切っても悔しくない・・・というのと似ています。
お金の使い方とポイントの使い方には相似性があると思います。
「稼ぐ → 貯める → 増やす → 使う」の繰り返しで、今の日々をも充実させて幸福度の高い生活・人生を思っていきたいものですね。