ある証券会社の調査によると、60代の約9割の人が「貯蓄だけでは老後の資金が足りない/40代から資産運用をやっていればよかった」と感じている・・・という結果が出たそうです。
50代以下の人は、こうした人生の先輩方の声を真摯に受け止め、自分が60代以降になって同じ思いをすることがないように今のうちから何らかの作戦を立てておくことが大切かもしれません。
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別のある調査によると、資産を1億円以上持つ人たちの投資哲学には以下のような共通点があったそうです。
1.自分なりの勝ちパターンを作る
2.短期間の変動に慌てない
3.成功だけでなく失敗からも学ぶ
4.時代の変化を読む
5.浪費を抑える
どれも重要な観点だと思います。
投資経験が乏しい人は、投資でうまくいっている人のアドバイス・・・中でも特に「なぜ、そこに投資する(買う)のか?なぜ、それを投資しない(買わない)のか?なぜ、それを売るのか?」といった話を聞いていると、徐々に判断基準のコツが身についてくると思います。
投資手法や投資スタイルは人によって様々ですから、いろいろ学んで自分なりの勝ちパターンを早く構築すると良いと思います。
また、資産を増やすだけではなく、資産相応の「お金の使い方」も身につけたいものです。
生活の基本となる支出は抑えながらも、自分の好きなことや自分や家族のためになる投資に関してはお金を使っていくという発想が、達人のお金の使い方の根底にはありそうです。
そうしたことも見習って、自分なりの哲学・流儀を整えたいものですね。