少し前からよく言われるようになったことですが、サラリーマンは会社に勤めているだけでお金の不安がなくなり将来を自由に豊かに過ごせる・・・とは努々(ゆめゆめ)思わないほうが良い・・・とは、本当にそのとおりだと思います。
わずか数十年前までは、大企業に就職すれば定年まで確実に収入が約束されて定年後も経済的に安泰の日々が続く・・・でしたが、この概念が一昔前までの時限立法に過ぎなかったことを、すでに多くのサラリーマンが知っています。
そして、今の若い人ほど「定年までも、定年後も経済的に不安定」という認識を持っていると思いますし、中高年もその意識を持ち始めた人が増えていると思われます。
そのため、「投資」を始める人が最近はかなり増えたようです。
ところが、中には「投資」と「投機」の区別に気がつかず、投資のつもりで投機に手を出して、挙句の果てにはすっからかんになった!・・・という哀れな人もいると聞きます。
投資・・・対象物を手放さず、そこから派生益を得る
投機・・・対象物を手放し、売買差益を得る
・・・という明確な違いを認識したうえで、お金投じることが大事です。
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今後、サラリーマンの人が頭に入れておきたい「投資の目的」として、「投資で得られるお金だけで生活が成り立ち、場合によっては豊かな生活を送れること」・・・ということが挙げられます。
最初はそこまでの高い目標を持つ必要はないと思いますが、投資を始めると遅かれ早かれそうした発想に行き着くと思います。
なぜなら投資にはそれだけの魅力があるからです。
そんな状態を作ることができれば、仮に今の仕事を続けるとしてもほぼストレスフリーで自分の好きな仕事ができるようになります。
上司のハラスメントに我慢を強いられることもなくなります。
会社勤めで働いて得た給料を少しずつ積み立てて何とか預金にまわしていっても、最終的に得られるお金は雀の涙です。
早くそのやり方を改めると良いと思います。
ところが、多くの人がいろんなこと(投資の類など)に手を出すものの、結局は現状から抜け出せない人がほとんどなのはやはりやり方に問題があるからだと思います。
やり方に問題がある・・・遠回りしすぎている・・・と、いつまでたっても将来の不安が頭から離れません。
1.まずお金を貯めて
2.そのお金を資産運用に回し
3.お金がお金を生む状態を作る
これが働かずに経済的に快適な余生を過ごすために必要な考え方です。
50代後半以降になってから急に慣れないことに大金をつぎ込むのにはかなりのリスクとワナが待ち構えています。
年齢が早いうちから「投資」に興味を持ち、投資を実践し(試してみる)、自分なりのやり方を作り上げていく・・・といった姿勢が大切だと思います。