昨年2022年にはいろいろな「暗いニュース」がありました。
一例をあげるとこうです。
・ロシアによるウクライナ侵攻
・欧州エネルギー危機
・安倍元首相暗殺
・アメリカは40年ぶりのインフレ
・ドイツは過去最高のインフレ率
・中国は経済が大減速
・スリランカはデフォルト
・イギリスではエリザベス女王死去
・日本では約32年ぶりの円安水準を記録・・・・・・などです。
まあ、暗いとか明るいというのは人の主観/捉え方によるので、こうしたニュースを「暗い出来事」と受け取らなかった人もいるかと思います。
実はそうした切り替え/発想の転換姿勢はとても大切なことです。
どんな出来事/ニュースがあれ、それをどう捉えるかは人それぞれです。
出来事は一つ・とらえ方はさまざまですから、今年に起きるいろんな出来事も自分の心持次第で良いほうに捉えてポジティブシンキングで世間を渡っていくようにすると良いと思います。
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これまで当たり前だったことが、ある日突然当たり前ではないことになるのも世の常です。
為替なんてあっという間に逆の方向に動くことがありますし、株価だって昨日までストップ高だったものが翌日はストップ安に転じることだってあります。
そんな厳しい投資環境下においては生半可な気持ちで参加した初心者投機家は市場から退場を余儀なくされるかもしれません。
その結果、「やっぱり株は怖い/投資はキケンだ・・・」と思うと、もはやそれが固定概念となってしまいます。
投資の世界で勝ち残るには過去の実績を紐解き、そこから多くの学びを得ることも一つのポイントになります。
市場から退出することなく、いつまでも長く留まれるように歴史から学ぶ姿勢は忘れてはいけないと思います。
ある国なり地域で発生した大きな金融危機や経済危機は瞬く間に世界中に伝播・連鎖していきます。
たとえば、バブル経済の崩壊時は株価はただ闇雲に右肩下がりに落ちるのではなく、いったんドスン!と大きく落ち込んだ後に必ずリバウンドです少し戻す動きをします。
でも、そこが一つのワナになる局面です。
そこで安心していたらまたまたドンドン下がっていく・・・という大まかに言うとそうした3つのステージを踏みながら下落していくと言われています。
マーケットが崩壊し始めた・・・と気づいたとき、意識をサッサと切り替えて「下げ相場」に備えることが大事です。
私はこうした経験を何回もして、結局「休むも相場」という格言を実践することの大切さを知りました。
下落期間がかなり長期間にわたったのが1990年代以降のバブル崩壊の姿です。
同じことが起きるとはほとんど誰も考えていないようですが、歴史に学び、無知は罪の言葉をよく噛み締めることは大事だと思います。
「ゲーム・チェンジ」と呼ばれる一つの節目が来ているのかもしれません。
要注意・・・です。
2023年は ”ゲーム・チェンジ” の年になるのか?・・・年初から気をつけて見ていたいと思います。