世の中には「無人で」稼働していて、さらにそれが「自動的にお金を稼いでくれている」というものが多々存在しています。
一番身近でわかりやすいのは街中によくある「飲み物の自動販売機」です。
お店の前にあるだけではなく、マンションの前や入口にあったり、普通の一軒家の軒先にもあったりします。
あれは、基本的に「無人」で稼働しています。
商品の補充やお金の回収などで人の手を介する場合もありますが、基本的には無人です。
同じような例が「車のコイン駐車場」です。
あれも一種の自動販売機みたいなものです。
その他にも「太陽光発電装置」というのもあります。
あれも「無人」で稼働していて、太陽光を元に電気を起こし、それを売電してお金を稼いでくれています。
「コインランドリー」も無人でお金を稼いでくれます。
「ガチャガチャ」というおもちゃの箱(機械)も基本的に「無人」の状態でお金を稼いでくれています。
「看板広告」の設置というのもあります。
自分の建物に看板設置を許可する代わりにその分の代金を得る・・・というものです。
看板設置とその広告宣伝は「無人」で行なわれるものです。
「携帯電話の基地局」の設置というのも同様です。
マンションやビルの屋上に携帯電話の基地局を設置することで、その代金を得ます。
このように視点を凝らして世の中を見てみると、結構いろいろなところで「無人でお金を稼いでくれるものが存在している」ことに気づけます。
さらに言うと、それらを設置・保有している人を「権利者」と呼ぶことができ、そうした権利者の得る収入は「権利収入」と呼ぶことができます。
権利収入を持つ多くの人は、世に言う資産家・・・かもしれません。
すなわち「富める者たち」です。
富める者たちは、そうやって自分が働くことなく(=無人で)、自然にかつ確実・安定的にお金を稼いでいるわけです。
言い換えると「お金を稼ぐ仕組みを持っている」・・・と言えそうです。
働いているのは「元手になるお金」であり、それによって作られた「仕組み」が稼働しています。
ここで気をつけたいのは、そうした人たちも「すぐに一瞬で、その仕組みを構築できたわけではない」ということです。
最初に「元手資金」をつくるのにも時間が必要で、次にそれを元に「仕組みを構築する」のにも時間が必要だったわけですが、でも、そこまでいったら(=仕組みさえできたら)後は放っておいても無人で稼働してくれる・・・という恩恵に授かれます。
これからの世の中は「AI」の登場等でますますいろいろな「無人化」が促進されていくような気がします。
そして、そのときにうまく 「仕組み作り」ができた人は、自分が働かなくても「無人で」お金を稼ぐことができていると思います。
そこに一つの「権利収入のチャンス」があるような気がします。