相場に陶酔するのは良くないが、悲観しすぎる必要もない

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

株式相場に関する言葉の一つに、

「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

・・・というのがあります。

アメリカの著名投資家ジョン・テンプルトン氏の言葉とされています。

なかなか言い得て妙ですが、要は

1.市場が総悲観となった局面が強気相場の出発点になりやすい

2.先行きに警戒感や疑い(懐疑)が残るうちは徐々に上昇(回復)を続ける

3.警戒感が薄れ楽観的になったころは相場の天井圏が近い

4.市場が総強気や幸福感に浸っているときに上昇相場が終わることが多い

といった循環(サイクル)を言いたいのだと思います。

日本の株式相場に当てはめて言えば、今年の年初から3月にかけては「3」の状態にあり、4月から7月にかけては「4」の状態にあったのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・

8月の株式相場の下落において一般的な個人投資家はどちらかといえば右往左往して指を加えて何もせずじっとしていただけ・・・だと思います。

実際に相場を押し下げた「ウリ圧力」をかけたのはもっと大きな金額を動かしている投資家や信用取引の追証などによる不可抗力があったように思います。

私は初めて株を購入したのが大学生(今から37年前)のときでしたし、1989年~のバブル崩壊後の相場を実際に体験してきましたから今月の株式相場の下落にはあまり意識のブレは抱きませんでした。

そもそも私自身が株式投機にはもう手を出していないということもあって客観的に相場を眺める余裕があったのかもしれないし、まあ、相場というのはこんなものだと一種の達観視をしているからかもしれません。

ウォーレン・バフェット氏は

「株式相場にとって悲観は友、陶酔は敵だ」

と言っています。

有頂天から始まる地獄・・・という言葉もあるようにいい気になりすぎていると何事も思わず足元を掬われかねませんから要注意です。

プライベートでの自己陶酔は良いとしても、ビジネスにおいては自己陶酔して公私混同に陥らないように一線を画する姿勢も大事です。

いずれにしても、相場に陶酔するのは良くないですが、かと言って悲観しすぎる必要もないと思います。

相場での基本=「安くなったら買う/高くなったら売る/短期目線ではなく長期目線で取り組む」を忘れずにいることが大事だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-5-28

    【必読】お金の教養は大切です

    人が親元を離れて経済的に自立しなければいけなくなったら、手元に入ってくるお金をどのように使うか、それ…
  2. 2017-8-14

    稼ぐ力を持っている人は強いです

    ビジネスは「まず顧客ありき」ですが、併せて「営業力が必要」です。 すなわち「稼ぐ力」です。 …
  3. 2018-7-14

    『太陽の塔』と岡本太郎の言葉

    2025年に開催される万国博覧会の開催地がどこになるのか?が注目されています。 日本では、大阪…
  4. 2018-5-3

    相続でもめないように早めの手当てを・・・

    不動産を所有している人が亡くなり、残った不動産を巡って骨肉の相続権争いが起こり、その結果誰の名義にも…
  5. 2020-6-20

    【重要】自分で老後の生活資金を確保しなければいけない時代

    これまで政府が「安心、安心」と言ってきた公的年金制度は、まあ崩壊することが仮にないとしても、老後の生…
  6. 2023-11-27

    子どもには遺産相続より生前贈与のほうが良いかも?!

    世界的ベストセラー『DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)/ビル・パーキンス』という本には、「もし…
  7. 2024-2-21

    【投資哲学】投機よりも投資に目を向けて・・・

    新型NISAが始まり、スタート前の熱狂もかなり落ちついてきたと思いますが、どんな制度であってもその仕…
  8. 2018-5-20

    【炎上防止策】文章を書くときは論理性多め・感情論少なめ

    私は学術論文は苦手です。読んでいてすぐに飽きますし、意味が分かりづらいからです。 論理ばかりで…
  9. 2020-2-23

    お金の心配がないことで変わること

    経済的に自由な状態にあるということは、「多少のお金のことなら心配がない」というだけのことなのですが、…
  10. 2018-8-3

    トイレのハンドドライヤーとビジネスチャンス

    最近思うのは、どこのトイレに行っても紙タオルを置いているところは減ってきていて、むしろハンドドライヤ…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る