相場に陶酔するのは良くないが、悲観しすぎる必要もない

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株式相場に関する言葉の一つに、

「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

・・・というのがあります。

アメリカの著名投資家ジョン・テンプルトン氏の言葉とされています。

なかなか言い得て妙ですが、要は

1.市場が総悲観となった局面が強気相場の出発点になりやすい

2.先行きに警戒感や疑い(懐疑)が残るうちは徐々に上昇(回復)を続ける

3.警戒感が薄れ楽観的になったころは相場の天井圏が近い

4.市場が総強気や幸福感に浸っているときに上昇相場が終わることが多い

といった循環(サイクル)を言いたいのだと思います。

日本の株式相場に当てはめて言えば、今年の年初から3月にかけては「3」の状態にあり、4月から7月にかけては「4」の状態にあったのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・

8月の株式相場の下落において一般的な個人投資家はどちらかといえば右往左往して指を加えて何もせずじっとしていただけ・・・だと思います。

実際に相場を押し下げた「ウリ圧力」をかけたのはもっと大きな金額を動かしている投資家や信用取引の追証などによる不可抗力があったように思います。

私は初めて株を購入したのが大学生(今から37年前)のときでしたし、1989年~のバブル崩壊後の相場を実際に体験してきましたから今月の株式相場の下落にはあまり意識のブレは抱きませんでした。

そもそも私自身が株式投機にはもう手を出していないということもあって客観的に相場を眺める余裕があったのかもしれないし、まあ、相場というのはこんなものだと一種の達観視をしているからかもしれません。

ウォーレン・バフェット氏は

「株式相場にとって悲観は友、陶酔は敵だ」

と言っています。

有頂天から始まる地獄・・・という言葉もあるようにいい気になりすぎていると何事も思わず足元を掬われかねませんから要注意です。

プライベートでの自己陶酔は良いとしても、ビジネスにおいては自己陶酔して公私混同に陥らないように一線を画する姿勢も大事です。

いずれにしても、相場に陶酔するのは良くないですが、かと言って悲観しすぎる必要もないと思います。

相場での基本=「安くなったら買う/高くなったら売る/短期目線ではなく長期目線で取り組む」を忘れずにいることが大事だと思います。

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