
不動産投資を始めようかどうか迷っているとき、突然営業の電話がかかってきて、そこの営業マンから「儲かる」「節税対策になる」・・・などと言葉巧みに勧められ、なんとなく実際に一歩踏み出した!というサラリーマンもいるかもしれません。
それが適切な投資であったなら何の問題もありませんが、運悪く悪徳業者のワナに嵌ってしまったなら早急に方向転換することが重要です。
不勉強・・・言われるがまま・・・という他人本位の姿勢で投資を始めることはキケンです。
イザ不動産投資を始めてみたものの、予想以上に出費があったり、毎月の収支が赤字で持ち出し分が多かったりすると、「こんなハズではなかった!」と後悔することになりかねません。
投資に絶対はなく、また常に自己責任で為すものですから、事後に何を言っても「後の祭り」になります。
スタートは勇気を持って一歩を踏み出すことが大事ですが、でも、その前に「慎重さ」という概念を胸に抱いておくことも重要です。
1.書籍やセミナーで勉強をしておく
2.シミュレーションで目途を立てる
という2つのことは最低限事前にやっておくべきことです。
この2つをやっておくことで、自分の中にある程度の「成功への道筋を立てておく」ことが必要です。
その「成功への道筋」が見えなかったり、期待要素より不安要素のほうが大きいならスタートしないほうがベターです。
不適切な物件を(騙されて)購入しないことはとても重要です。
事前の準備に時間と労力をかけすぎていつまで経っても一歩を踏み出せないのもどうかと思いますが、かと言って、事前の準備をまったくせずにすべて業者の言いなりになるのはもっとうまくありません。
自己責任である以上、ある程度の勉強と準備を行なってから実際の投資活動をスタートするのが良いと思います。