今や現金だけでなく、電子マネーで日常の支払いをするケースが増えてきています。
電子マネーは現金を予めチャージすることによって使用できるモノですが、ある面ではポイント制度とも深い関係があります(互換性など)。
ポイントで有名なものには、Tポイント、ポンタ、dポイント、WAON、nanaco等があります。
ある時からビットコインという仮想通貨(←この名称がうまくないと思うのですが・・・)という概念が出てきました。
ビットコインは円・ドル・ユーロなどの法定通貨と交換比率が一定ではないため、投機対象となっている感があります。
先日のニュースによると、ついにはメガバンクの三菱東京UFJ銀行が独自に開発した仮想通貨「MUFGコイン」を2017年秋から発行するそうです。
2014年にビットコインと円を交換する取引所「マウント・ゴックス」が破たんし、ビットコインは危ない・・・というイメージが広がりましたが、三菱東京UFJ銀行が進出するとなれば、逆風が一気に仮想通貨の追い風になるかもしれません。
「円」だけが流通する時代から民間企業が独自に発行する各種ポイントも互換性を持つことで流通する時代となりましたが、次は仮想通貨が流通する時代が来るのかもしれません。
報道によると、MUFGコインは1コイン=1円で交換できるそうです。
サラリーマンで年収が300万円だとしても、MUFGコインを年に300万円分稼げば、年収600万円と同じことになります。
また一つパラダイムの転換が起きるかもしれません。
ポイントと仮想通貨の交換もそのうち可能となるでしょうから、給料以外にもポイント、仮想通貨を稼ぐことで実質的な年収をアップすることができるようになる時代が来そうですね。