お金がお金を生む・・・と言ったりします。
これは「複利運用」にこそピッタリ当てはまる言葉です。
単にお金を増やすだけなら「単利運用」ですが、再投資しながら増やしていくのが「複利運用」です。
両者の差は、利率が大きければ大きいほど大きな差となって表れてきます。
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一般的な銀行預金での利息は単利で計算されます。
複利で計算されるのは主に投資信託などです。
複利だと初年度に生まれた利益が次年度には元本として組み込まれ、毎年元本が利息分を呑みこんで大きな金額となって利率をかけ合わせていくので、雪だるま式に富が増えていきます。
仮に元本100万円を20%の利率で運用するとしたとき、単利だと10年後には毎年20万円の利息×10年分で200万円のプラスとなっています。
これが複利だと、約319万円のプラスとなります。
その差はナント約119万円です。
これがさらに30年というスパンで比較すると、もっとすごいことになります。
単利のプラス分は600万円ですが、複利の場合のプラス分は2億3600万円!という計算になります。
ビックリですね!
お金は複利で増やすことが一番です。
しかも、複利だと前年の利息も元本に組み入れていくのでイヤでも使うことができません。
単利だと前年の利息が手元に残るので人はつい使ってしまいがちです。
お金にお金を生ませるなら、「複利」で手元に引き出せないようにしておく仕組みに置くのが一番だと思います。