サラリーマンが現役時代にさんざん贅沢をしてお金を使い放題で暮らしていると、退職して老後の生活が年金収入だけになったとき、そこから生活レベルが急にガクン!と下がります。
・・・というか下げざるを得ません。
なぜなら、サラリーマン時代の給料と年金の金額では大きな隔たりがあるからです。
そこで、現役時代から次の2つに留意しておくことが大切です。
1.退職後に生活レベルを下げなくて済むように予め生活設計を考えておく
2.退職後の収入源を年金だけに頼らなくて良いように別口で確保しておく
私は基本的には2.を推奨しているのですが、1.を考えたときの対策として発想するならこうです。
サラリーマンは、定年退職後の生活レベルを想定して現役時代から年金生活を試みる努力をしておく・・・。
つまり、老後の収入が公的年金だけで夫婦合わせて仮に24万円だとすれば、現役時代から毎月24万円で生活をする・・・ということです。
こうすれば、退職後も生活レベルを下げずに老後を送れます。
ただし、現役時代からそうした支出を抑え込んだ暮らしを送ることはけっこうしんどいと思います。
だから、私は2.のほうがベターだと思っています。
人は急に習慣を変えることは難しい・・・というか、拒否反応をどうしても起こしてしまいます。
どうしようもないときは止むを得ず習慣を変化させますが、その代わり相当なストレスを溜めこむ恐れがあります。
そうならないためには、上記の1.or2.のどちらのパターンで生きていくかの方針と対策を早めに練っておくのが良いと思います。