貸借対照表には「資産の部」と「負債の部」と「純資産の部」が必ずあります。
会社経営ではそれぞれが大切ですが、原則的に一番重要なのは「純資産の部」です。
なぜなら、それが会社の本質的な価値だからです。
同様に、個人であっても自分の家計において貸借対照表を作ってみることは大切ですし、家計の純資産額を知っておくことは大事なことです。
純資産額とは、単純に言えば資産合計から負債合計を引いた数字です。
もしも、負債のほうが資産を上回っていたら純資産はマイナスとなり、それはちょっと危険な状態です。
資産のほうが負債を上回っていたら純資産はプラスとなり、そのプラスの額が大きけれ大きいほど家計は安泰です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
純資産額を高めるために大切なのは
1.資産を増やすこと
2.負債を減らすこと
です。
まず、2018年スタートに当たって「今の現状を知る」ことが重要です。
そして、5年後・・・10年後にはどういう数字にしていたいのか?を考えます。
そこから逆算して、来年2019年のスタート時点(もしくは今年の年末)でどういう数字になっていれば良いのか?を考えます。
その数字が今年1年の当面の目標になります。
これは会社経営でも使える手です。
そうやって、目標を掲げ、後はその実現に向かって計画を立てたり、行動を変えたり、誰かに相談したり、いろいろ方策を練るだけです。
数字をもとに計画を立てたり修正を図ったりすることは、何事においても重要なことだと思います。