私が不動産投資を始めたのが2010年でした。世間ではリーマンショックの傷がまだ癒えておらず、不況感が強かった頃です。
そして、私が会社員生活にピリオドを打ってリタイアしたのは2014年春です。ちょうど4年前です。
私の時間軸に限って言えば、2010年に不動産投資を始めて2014年にリタイアした・・・です。
もし仮に4年前から不動産投資を始めて、生活は普段のサラリーマンの給料でまかなって、投資で得た家賃収入はコツコツと貯めて次の投資資金に充ててきていたなら・・・さていったいいくらの財資産が今でき上がっていたでしょうか?
「たら・れば」で論じても意味のないことですが、4年あれば数百万円以上のお金ができていると思います。
サラリーマンは生活費用は給与収入でまかなうことができるわけですから、投資で得られる収入はすべて貯金にまわすことができます。
お金を「貯める→増やす→貯める→増やす」の繰り返しで運用していくと、どんどん財資産の膨れ上がるスピードが増していきます。
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ここで大事なのは、次の発想です。
この時間軸の流れを未来に向かって考えた場合・・・たとえば「今から4年先・・・6年先」という目でとらえたとき、「今(今年)から不動産投資を行なわない明確な理由は何だろうか?」・・・という発想が出てきます。
不動産投資で失敗する人のパターンは、偏(ひとえ)に「勉強不足≒準備不足でスタートして借金を背負ったから」だと思います。
逆に言えば、勉強≒準備をしっかりしてスタートするか、借金をしないでスタートすれば、そんなに怖れることはありません。
過去は取り戻せないし、変えることはできません。でも、未来はいくらでも変えることができますし、現在の延長線上以外の道を創り出すことは可能です。
今から4年後・・・7年後・・・10年後・・・20年後・・・といった妄想をして、自分の道は自分で切り拓くという決意をすることは人生を面白くする大切なことだと思います。