貧乏な人の最大の特徴は「収入額が少ない」というよりも「貯金ができない」ということだと思います。
貯金ができれば(=お金を貯めることができるならば) 「貧乏な人」にはならずにすみます。要はお金を使いすぎてしまう習慣に問題があるのだと思います。
そういう人に「なぜ、月にたった○万円の貯金ができないのか?」・・・と聞くと、必ずあれやこれやと「お金を使わなければいけない理由」が出てきます。
そういう人は「目的」をもってお金を使っているのではなく、「理由」をもってお金を使っている傾向にあります。
「理由」は探せばいくらでも出てきますが、本来は簡単に消去することも可能なことです。
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理由で動くのはサラリーマン気質の人です。ビジネスマン気質の人は目的で動きます。
お金の無駄遣いを指摘されたとしても、理由で動く人はそれを素直に聞き入れて、自分のお金の使い方を改めることができません。
→ だからサラリーマン気質のままであり、貧乏になっていくのだと言えます。
せっかく誰かが親切に教えてくれても、聞く耳を持たないのが貧乏人です。貧乏人を脱出できる人は、自分の生き方を是正し、思考回路を変更させることができる人です。
世の中の多くの場合、貧乏を脱出するためにとお金を稼いでもそう簡単には問題は解決しないものです。
大事なのは「稼ぐお金の多寡」ではなく、「お金の教養/お金に関する考え方」のほうにあると思います。
お金の考え方を変えて、お金の使い方を変えれば、極端な話、収入が変わらなくても貧乏から脱出することができます。
なぜなら、貯金をすることができるようになり、その貯金が生活に不安定さを助けてくれるだけでなく、精神的にも支えとなってくれるからです。