世間でよく言う「目標」には大きく分けて2種類あると思います。
一つは、純粋な目標であり、すなわちそれは自分の「夢」の延長線上にあるものです。夢だったことに「期日」を設けて、いついつまでにその夢を実現する!・・・と心に誓ったとき、夢は「目標」という名に変わります。そして、この目標は言うなれば「実現目標」です。
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一方、自分の夢から派生したものではなく、仕事で上司から与えられた数字目標なるものがこの世には存在しています。
表現こそ「目標」ですが、その実は昔で言うところの「ノルマ」みたいなもので、自分の内心・内発的動機から生まれてきた目標とは大きく性質を異にします。
その目標を見事に成し遂げたとき、人はこう言います。「目標達成おめでとう!」・・・と。
すなわち、この目標は「達成目標」なわけです。
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目標には「実現目標」と「達成目標」があり、前者は主に自分の内発的動機から生まれていて、後者は主に他人からの外圧的動機から生まれているものです。
どちらも言葉は「目標」ですが、性質が異なるため、成し遂げたときの充実感・満足感もちょっと異なるかもしれません。
より充実感が大きく、心の中で躍動感が溢れてくるのは前者の「実現目標」のほうだと思いますが、仕事ではやはり「達成目標」も大切です。
サラリーマンは常にその両方を持って仕事に邁進するのが良いと思います。