ワンルームマンションンの投資は、購入金額自体がそれほど高額ではないので(←不動産投資の中においては)、自己資金が少なくても投資が可能です。
極端な例では、自己資金0円!・・・などと謳っているところもあります。
ローンが組めるという前提に立てば、実際数十万程度で十分投資活動ができます。
そういう意味では、サラリーマンにも手軽に手を出しやすい良い商品と言えそうです。
ただし、少ない自己資金を投入して多くの利益を得ようとしても、それはちょっと難があります。
少ない投資額であれば、得られる利益額もやはり少なくなります。ミドルリスク・ミドルリターン・・・です。
多くの利益が得られるようになるまでには、ローンの組み方にもよりますが概ね30年くらいかかります。
もちろん、それを百も承知で実践するのなら何も問題ないのですが、それを知らずして、理解せずにいち早く儲かる/得をする・・・などと思ってお金を投じるとうまくありません。
そこにワンルーム投資の隠れたワナがあります。ワンルームマンション投資が悪いのではなく、数十万円しか投資しないで多額の利潤追求をすることが問題です。
大事なのは、じっと30年待つか、それとも購入後に余裕資金で順次繰り上げ返済をしていくか、のいずれかを最初から理解しておくことだと思います。
人によってはワンルームマンションへの投資について否定される方もいますが、世の中にはワンルームマンション投資で利益をキチンと出されている人も多くいらっしゃます。
両者の違いのポイントは、自論のスタート地点がズレていることにあるのだと思います。
つまり、少ない自己資金(頭金10万円など)での購入を前提にするか、そうでないかの違いです。
物事にはこうした例はよくあるもので、スタート時点で前提条件が異なれば行きつく先も別の結果になるのは当然です。
いずれにしても、投資はそれなりの勉強をすることが大事、勉強を怠ってはいけない、ということは言えると思います。