2019年も半年が過ぎ、元号も変わり、何だかあっという間に1年の半分が過ぎた・・・と感じる人も多いかもしれません。
「お金」についても、この6ヶ月で収入が増えた人/減った人・・・貯蓄が増えた人/減った人・・・資産運用で利益を出せた人/損失を出した人・・・などさまざまだと思います。
消費税増税前なので、なかにはマイホームを買うなど大きな支出の決断を早々にされた人もいらっしゃると思います。
一言で「お金」と言っても、お金の教養の8つの要素である「稼ぐ・貯める・増やす・使う・借りる・返す・納める・遺す」のそれぞれについて自分なりの哲学を持つことが大事だと思います。
従来のお金というのは「紙幣・硬貨」であり、「実際に手に取って目で見ることができるモノ」でしたが、昨今のお金というのは電子マネーに代表されるように「手に取ることができなく実物を見ることはできないけど記帳されることで数字として把握・確認することはできる」・・・というものに移行してきています。
「物質」としてのお金の扱い方ではなく、「数字」としてのお金の扱い方に頭を切り替えることが、今後ますます必要になる世の中です。
テクノロジーの進化によりお金がデジタル化して肌感覚では感じずらくなってきていますが、一方で生活面(支出面)ではどんどん効率化され便利?になっています。
その傾向は日本よりも世界のほうが早く、むしろ日本はかなり出遅れている感があります。
つまり、「お金のデジタル化がグローバルスタンダード」になってきているわけです。
そのため日本政府もこれまでの「黙って手を拱(こまね)いている姿勢」から転じて、今ではいくつもの支援策を打ち出して対策を講じています。
国内にキャッシュレス社会を急速に広げようと画策しているのがよくわかります。
お金のキャッシュレス化によって、私たちの生活に何らかの変化が生まれることは間違いありません。
サラリーマンの給与・賞与も電子マネーや仮想通貨で支給される時代がくるかもしれません。
現金を使う機会がどんどん減っていき、現金の代わりに使用できる暗号・記号・数字を駆使できるモバイルや電子機器を持たないと生活に不便が生じる・・・という時代がもうそこまできているような気がします。
さらなるキャッシュレスな生活に備えて「脱・現金の発想」を持つとともに、「資産保有」という概念も併せて持つことが大事だと思います。