老後30年で2000万円足りないと知った瞬間

「年金だけで老後の生活をするなら、毎月約5.5万円の赤字になる・・・だから老後30年では合計2000万円足りなくなる・・・」と聞いたとき、一般的な人はこう考えます。

1.じゃあ、老後を迎えるまでに2000万円の貯金をしておけばいいんだな

あるいは

2.じゃあ、何とか毎月の出費を5.5万円分減らすようにすればいいんだな

まあ、確かにそのとおりです。

普通の人は2000万円貯金するプランか、毎月5.5万円の支出を抑えるプランを考えるわけですが、中にはこう考える人もいます。

3.じゃあ、毎月5.5万円お金が余計に入ってくるようにすればいいんだな

言い換えれば、1年間に足りない分の66万円が入ってくるプランを考えるわけです。

単純に考えれば、選択肢は1・2・3の3つです。

そのうちのどれを選ぶかは人それぞれですが、そもそも選択肢が複数用意できなければ、最初から選びようがなく、答えは考えるまでもなく一つ限りとなってしまいます。

したがって、選択肢を複数用意できることがまずは大事ですし、次にその選択を誤らないことが大事です。

私なら「3」を選びます。

そして、気がついたときから即行動を起こします(その時の行動には「考える」ということも含みます)。

そうした発想法や思考回路を持つことはビジネスマンは普段から仕事で当たり前に行なっていることなのですが、私の経験上、サラリーマンの人はなかなか習慣づけることが難しいようです。

なぜなら、サラリーマンは自分で考える前にすぐ他人に正解を求めたがるからです。

サラリーマンは失敗に対して敏感で、「絶対に失敗したくない!」という気持ちを強く持っています。

本来、上記の問題に唯一無二の正解なんてないのですが、サラリーマンは「正解」を求めようとして、しかも、サラリーマンが思う正解は「みんなと同じ」・・・というのが実状です。

近くの人(友人・同僚など)に聞いてその答えが「1」なら、じゃあ自分もそうしようかなとなり、「2」と答えられたら自分も「2」と判断します。

簡単に付和雷同します。

たいてい、サラリーマンの周りにはサラリーマンしかいませんから「3」の答えを出す人はいません。

したがって、サラリーマンは「1」か「2」の答えに終点してしまうわけですが、ここで「3」を導けるように自分のアンテナ(交友関係など)を広く張っている人にはチャンスが訪れます。

そこで、そのチャンスをつかみ取る人は良いのですが、せっかくのチャンスにもそっぽを向いて「3なんて自分にはムリだから1か2だな・・・」とあきらめてしまう人は、結局ビジネスマンにはなっていけない人だと思います。

まあ、それもまた人生であり、それもまた良しですが・・・・・・。

サラリーマン発想からビジネスマン発想に切り替えて、意識も行動もビジネスマンとして振る舞っていけるようにチャレンジを続けることは大事なことだと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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