一般的に「20㎡前後のワンルームマンション」を自分が永住する場所として購入する人は少ないと思います。
ところが、不動産投資家たちはそうしたマンションを収益物件としてとらえ、積極的に購入しています。
あくまでも投資用のための収益物件なので、自分が住む可能性は限りなく0(ゼロ)に近く、中にはそうした発想(=自分が住むということ)すら最初から持っていない人も多いと思います。
これがワンルームではなく1K~1LDKくらいの広さ(30㎡~)であれば、一人住まいの人が自分用に購入するパターンも増えます。
ワンルームマンションを購入するのは不動産投資家がほとんど・・・だとすれば、言えるのはワンルームマンションを将来売却することを考えたなら、それは投資家だらけのマーケットで売ることになるだろう・・・ということです。
また、そうしたマーケット(=投資家がひしめくマーケット)では、とどのつまり「利回り」でしか売れなくなる・・・と言えます。
そのため、ワンルームマンションの購入時は特に慎重になって、自分自身の投資利回りと、将来の売却時の利回りを想定したうえで購入することも大切なことです。
2DKクラスのマンションであれば、リフォームすることで賃貸ではなく、所有という概念で一般の人も購入してくれます。
投資家だけではなくて非投資家の人も購入する可能性があります。
そう考えれば、ワンルームマンションを投資用に持つことに加えて、㎡数が広いマンションをいくつか持っておくと代替プランが立てやすくなって良いかもしれません。
リスクが分散できる・・・ということです。
実際、2DKのマンションというのは一人暮らしでもいけますし、カップル暮らしもいけますし、若い夫婦+幼い子どもでもいけます。
ワンルームマンションは投資家目線で見ることが大事ですが、2DKマンションは投資家目線+家族目線で見ることができるので、それらの組み合わせを考えて投資をするのも面白いと思います。