この時期は冬のボーナスの支給があるので、とかく財布の紐が緩みやすい時期でもあります。
財布の紐が緩むと、普段は買わないようなものでもつい買ってしまったり、友人に誘われていつもはやらないことにお金をつぎ込んでしまったりしがちです。
お金を浪費する人というのは、ギャンブルやお酒、風俗、旅行など消えてなくなるようなお金の使い方をする傾向があるように思えます。
また、ブランド品や高級品を購入するなど、一種の権威の象徴になるようなものを購入することで自分が偉くなったとか裕福になったという錯覚をおこしている場合もありそうです。
収入の範囲内で支出を繰り返している分には何の問題もないのですが、収入を越えて支出をするようになると要注意です。
家計が破綻します。
でも、一度浪費グセが身に付いてしまうと、自分が財政的に豊かであることを自分自身や他人に証明する手立てとしてついつい浪費を繰り返すことになりがちです。
そこが浪費の怖いところです。
富を構築している人は、この罠に陥りません。
それは、自分が財政的に豊かになったことを証明するのは、「浪費」ではなくて「純資産を増やすこと」が肝心だ・・・と理解しているからです。
両者はマインドが違います。
マインドが違うので行動も違うのは必然です。
例え財産と呼ばれるものであっても、年数が経てば価値が下がってしまうものにお金を使うことを嫌うのが「富を構築するコツ」だと思います。
富を構築できる人というのは、価値の上がる資産に投入したり、自分が本当に必要だと思うものにお金を費やす傾向が強いと思います。
まあ、別に富を構築することを求めるわけではありませんが、少なくとも「浪費を避けようと心がける」ことだけはお金の使い方の観点では大事なことだと思います。