何かの拍子でビジネスが大ヒットして一躍大金持ちになる人がいます。
せっかく大金を手にしたのに、そのお金をバンバン使はたして結局老後には貧乏になって経済的に苦しく生きるようではちょっともったいない生き方だと思います。
実際、蓄えることを軽視してきた人は、昨今のような就労に制限がかかるような環境下だと経済的に苦しい状況に陥っていると思います。
昔、アリとキリギリスの寓話で学んでいたハズなのに、それを実践してこなかったツケ・・・であり、厳しい言い方をすれば自業自得(自己責任)な面もある・・・と言えなくもありません。
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お金は「使えばなくなる」のは当たり前です。使うほどにどんどんお金の残高は減っていきます。
それでも自分が就労できているうちはまだ「目先の収入」がありますから何とかなります。
でも、どこかで就労できなくなるとき/労働市場から追放されるとき・・・が、遅かれ早かれ(残念なことに)誰にでもやってきます。
体力・年齢的な原因に限らず、外部環境の悪化に伴う社会情勢の変化がその原因となる場合もあり得るわけです(今がまさにその状態だと思います)。
そうなった後も経済的に安定した生活を送るためには、就労してお金を稼いでいるうちに「お金を蓄える」ことを並行して行なっておくことが必要です。
また、お金を蓄えることが一番ですが、次に「そのお金を運用する」ことを考えることも大切です。
運用とはすなわち「投資にまわす」ことであり、これによって蓄えたお金を「増やす」ことが目的です。
だから、慎重に「増やすことができそうな投資」を心がける必要があります。
ひたすら稼ぎ続けるだけの人生から卒業して、「稼ぐと同時に蓄えておく」ことを視野に入れられるかどうか?が老後の人生を分ける分岐点にになると思います。
「お金を蓄えて、その蓄えたお金を運用して増やす」というサイクルをたくさん回していくと、老後の経済的安心感は大きく広がると思います。