人が生きていくうえで「お金があること/使えること」は欠かせないことですが、残念ながらそのために必要な「お金の授業」というものが学校教育でも企業研修でも存在していません。
マスコミでよく取り上げられることに、スポーツ選手が現役時代にせっかく多額の契約金や報酬(それも一般のサラリーマンでは決して得ることのできないような金額!)を手にしていたのに、歳をとってお金がないことで経済破綻した生活を送っている・・・ということがあります。
芸能人でも同様の話はよくあります。
お金の教養・勉強は大切です。
本来であれば「親から子へ・・・」という流れでキチンと承継されていけば良いのですが、そもそも親自身がよくわかっていない/勉強していない・・・という人がほとんどで、結局子どもは自分で何とかするしかありません。
ところが、ほとんどの人(=子)も何ともできないことが多く、そのため多くの人は大人になってからお金の面で苦労することが多くなってしまいがちです。
結局は「自分で勉強するしかない」のですが、その事に気づかない、もしくは気づいてもどう勉強すれば良いのかわからない、あるいは気づいたけど勉強しない・・・という選択を取ってしまう人が多くいます。
お金の世界は「知っているか知らないか?」・・・が大きい世界で、特に投資の世界はそうです。
「知識の有無の差」は「知恵の差」につながり、知恵の差は「収益の差」に直結し、収益の差は「投資そのものの成失の差」になります。
逆にいうと、お金の勉強をすれば良いだけ・・・です。
実際、お金の勉強は学問の勉強と違ってけっこう楽しいものです。
なぜなら、日々の生活に与える影響が大きいので成果が目に見えて表れてくるからです。
勉強するとその成果がすぐに(すぐでないこともありますが)表れる・・・というのは、結構やりがいを感じられるものです。
自らが積極的に資産運用や投資についてもっと学ぶ姿勢を持つほうがベターだと思います。
今は知識も知恵も行動もそれぞれほんの少しの差に見えるかもしれませんが、今後の長い人生の中では徐々に大きな差になって自分に返ってくると思います。