相続税100%プランと0%プラン

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

日本は少子化と高齢化が進行していて、そこに加えてコロナ禍での給付金バラマキが生じたので、今後ますます「税金の徴収額が増える」と予想されています。

 

現在10%の消費税だってさらに上がる可能性があります。

 

考えてみれば、日本で消費税が初めて導入されたのは1989年(平成元年)4月1日です。

 

今から32年以上も前ですから、今の10代や20代の人は生まれたときから消費税があるのが当たり前だったと思います。

 

30代~40代の人は記憶のある人とない人がいると思いますが、50代以上の多くの人は消費税がなかった時代も知っています。

 

消費税はいったん自分の財布に入ってきたお金(給料など)の中から支払うものなので、人間の心情としては「損をした気分」になりやすいものです。

 

また、一般的に人は「できることなら余計な支出は抑えたい」と思っています。

 

だから、消費税アップを人は嫌がりますし、何かと政治の駆け引きの材料に使われたりもします。

 

・・・・・・・・・・

同じように「相続税」も時代とともに徐々に引き上げられてきています。

 

それに合わせて、相続税をいかにして少なくするか?に焦点を当てた各種の節税方法が世には出回っています。

 

相続税がかかるから(徴収されたくないから)人はその節税を考える・・・としたとき、極端なことを言えば、「相続税を100%とする(=人が死ねばそのすべてが税金として徴収される)」とすれば、節税を考える大部分はカットされます。

 

それでも節税を考える人は「生前贈与」を考えるだけになります。

 

そして、どうせ相続税ですべて持っていかれるのならお金を全部使い切ろう/使わないと損だ・・・と思う人が増えても不思議ではありません。

 

むしろ、そうした傾向が強くなると思います。

 

同じように「相続税0%」でも同様のこと(=節税を考える人がいなくなる)が言えると思います。

 

まあ、実現可能か?と言えば、かなりハードルは高いと思いますが、「相続税100%もしくは相続税0%」は理論的にあり得る話です。

 

人は経済的に不合理な行動をとる生き物ですし、「損をしたくない」という気持ちのほうが「得をしたい」という気持ちより強く行動動機につながる生き物です。

 

今後ますますの高齢化、少子化、税収不足などを考えたとき、乱暴な発想かもしれませんが「相続税100%もしくは0%」というカードを切る議論を交わすことは大事になるかもしれないですね。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2016-12-7

    人事評価は達成率よりも「達成額」を重視するほうが大切

    会社内では、人によって目標が異なり、目指すゴールの難易度に差があります。 営業部で言えば、月間…
  2. 2023-10-9

    不動産投資で表面利回りは無視したほうが良い

    不動産投資の利回りには「表面利回り」と「実質利回り」と呼ばれるモノがあります。 私は表面利回り…
  3. 2017-8-31

    【不動産】仲介業者が大事にすべき客は買い手?売り手?

    株の売買は証券会社を通さないとできませんが、証券会社からすれば株を買う人も株を売る人も手数料を支払っ…
  4. 2018-1-26

    1ヶ月「5万円収入増」の仕組みを作る方法とは?

    サラリーマンが給料を「月額5万円アップ」しようとしても、給料は自分の直接のコントロール下にないのでそ…
  5. 2017-6-5

    もし1億円の貯金があったら?

    たとえば、サラリーマン時代に残業・休日出勤などを厭わずにせっせと働いて、一生懸命にお金を貯めて、その…
  6. 2019-10-31

    投資から目を背けてはいけない

    5月から「令和」時代が始まり、早6ヶ月(=半年)が経とうとしています。 これからの時代は、昭和…
  7. 2022-10-13

    家族一人当たり月20万円の家賃収入で経済的自由を・・・

    毎月毎月、家賃収入が20万円入ってくるとしたらどんな気持ちになるでしょうか? …
  8. 2019-2-24

    リタイア後に何年生きるつもりで、今を生きているか?

    医療技術の進歩によって、先進国では80年と思われていた人の一生が、今や100年はほぼ射程圏内になって…
  9. 2018-11-2

    「期待値」で判断する投機手法

    人は、投機したお金が0円になる可能性がある・・・と最初からわかっていれば、その投機を控えるか少額に抑…
  10. 2022-12-25

    誰が悪いのか?→誰も悪くないと思おう!

    出来事は一つ、とらえ方はさまざま・・・です。 その出来事にどのように対応するかが大事ですが、捉…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る