「自分で働いて得た給料のお金でも、親からもらった相続遺産のお金でも、人や銀行から借りた借金のお金でも、宝くじで当たった当選金のお金でも、競馬で当たったお金でも、株の配当金のお金でも、不動産の家賃のお金でも、国からもらう公的年金のお金でも、コロナ禍でもらった補助金のお金でも、すべて「お金である」ことに変わりはなく、誰もその入手経路までは判別できません。
ぜ~んぶ一緒のお金です。
お金に色はついていない・・・とよく言われますが、実際、そのとおりです。
そして、幸か不幸か、私たちはその「お金」で日々の生活をいろいろ営んで生きています。
お金がすべてではないものの、お金がないと何かと不自由ですし、お金があれば大抵のことは解決できます。
だから人はお金を得ようとまずは自分が働いて稼ぐことを選択します。
中には「働かなくてもお金が入ってくるようにするにはどうすればよいか?」と考え、何らかの工夫や努力を行なう人もいます。
最近では副業がもてはやされ、サラリーマンの中にはインターネットで収益を得たいと考えている人もいますが、その多くは思ったようには稼げていないのが現状だと思います。
一時的にお金を手にすることができたとしても、それが「継続した安定収入になっているか?」と言えば甚(はなは)だ疑問です。
一つの原因にネット環境下にある各種プラットフォームの規約変更やアップデートなどに振り回されていることが挙げられます。
そうなるといつしか「パソコン/スマホの奴隷」と化し、毎日寝る間も惜しんで骨身を削って働き、結局自分の時間が制限されて自由を失っていきます。
それを覚悟して、自分の自由な時間を割いてでもお金を稼ぐことに執着しているのであればそれで構いません。
でも、もしそうでないとしたらちょっと残念なことになります。
お金に色がついていないとは言え、継続してお金を手にしようと思えばそこで必要なのは「仕組み」です。
逆に言うと、「仕組み」のないお金の入手法は継続さに欠けます。
会社から給料をもらうのも一種の「仕組み化」されたルールがあります(毎日〇時に出社して△時まで仕事をするなど)。
宝くじやギャンブルで得るお金には仕組みがありません。
堅牢な仕組みを持っていなければ永遠に就労(自分の身体を働かせること)から解放されることはありません。
仕組みは一種の自動販売機のようなもので、一度設置すればその後はほぼ放置しておいてもお金を生んでくれるものです。
不動産を購入して他者に貸し出して家賃を得る・・・これもまた一つのお金を得る仕組みですが、かなり堅牢な仕組みです。
自分が遊んでいるときでも寝ているときでも旅行に出かけているときでも、そうしたことにまったく関係なく自動でお金を稼ぎ続けてくれます。
こうした仕組み(システム)を作った人(入手した人)が結局は就労義務から解き放され、自分の自由な時間を確保できています。
継続した収入の確保には「仕組み」が必要だと気づき、それをいち早く入手(構築)する・・・という目標に向かって一歩踏み出すと良いと思います。