不動産投資というものは株式投資よりも資金が必要なので、始めるときはすごく勇気が必要です。
でも、一度始めるとその後は割と進みやすかったりします。
つまり、2回目以降は最初ほどの勇気が必要ない・・・というわけです。
そして、何だかんだと3回目・・・4回目・・・5回目・・・と、所有する物件数を増やしていきたくなる誘惑にかられます。
なぜなら、一度甘い汁を吸うと、甘い汁をもっとたくさん欲しくなるからです。
短絡的に考えることにはリスクもありますが、でも、それくらい一度始めるとその面白さ・楽しさ・ラクさに酔いしれる・・・という魔法にかかってしまうと思います。
毎月のお小遣い程度あればいい → サラリーマンの給料と同額程度欲しい → サラリーマンを辞めても構わない程度に多くの収入が欲しい → 自己実現の一つとしてできるだけ大きな規模にしたい → 会社として規模を大きく発展させたい・・・など、人によっては欲がどんどん膨らんでいくかもしれません。
そして、どこかで「どこで休むか?/もうこれ以上はいいや」という発想が湧いてきます。
収益不動産を増やしていくと連動してキャッシュフローも増えていくわけですが、拠出した自己資金を回収するためには数年は必要です。
税金の問題もあります。
目先的なことに囚われず、中長期的観点で捉え、総合的・全体的判断を下すことも必要です。
新しく買うのをやめて徐々に規模縮小を意図的に行なっていく段階になると、含み益を少しずつ現金化できます。
このときが一番「使えるお金がたくさんある」状態と言えそうですが、いずれにしても不動産投資を適切に始めることができたなら、ちょっとは病みつきになると思います。