サラリーマンの生涯賃金は約2億円~3億円と言われています。
ある意味では定年退職までの40年以上を費やして、この金額を分割でもらっているのがサラリーマンです。
対価は日々の就労です。
では、その生涯賃金3億円をもっと早い段階で得てしまうとどうなるか?
→ いつでもリタイアして残りの人生の時間を就労以外のことに費やせます。
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年収333万円のサラリーマンにとって年収1000万円の人は憧れの人です。
後者は前者の3年分の収入を1年で得ます。
3倍ですから4か月経つと前者の1年分に相当します。
前者のようなサラリーマンを続けていくのと、後者のようなお金の稼ぎ方をするのとどちらが好きか?理想的か?
4か月経つと、前者は分割でもらっている最中ですが、後者は「すでにもらった」という違いが生じます。
1年ダラダラ働くか?4か月集中して働くか?
→ 選択するのは自分自身であり、自分の生き方が未来を変えます。
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サラリーマンの定年年齢を迎えるより前にサッサと3億円を稼いでしまうほうが総合的な人生は安定すると思います。
リストラの不安がありません(なぜなら、すでに生涯賃金を得ているから)。
さらに言うと、もうすでに「持っている」わけですから、今後の人生は生涯賃金獲得を意識せず、遊び感覚でお金を稼げます。
そこにサラリーマンの悲哀・悲壮感はありません。
また、4か月でサラリーマンの1年分の賃金を得たなら、残りの8か月はロングバケーションになり得ます。
まあ、実際はそのとおりではないにせよ、理論的な考え方としてはそう捉えて良いと思います。
サラリーマン人生の課題である生涯賃金2~3億円をまずはサッサと稼ぎ、残りの人生をゆとりをもって生きる/心に余裕をもって生きる・・・。
人生のロングバケーションを持った生き方をするか、それとも人生のロングバケーションを持たない生き方をするか?
私は50歳で退職し、その後は一切働くことなく今日を迎えていますが、それは「不動産投資/不動産賃貸事業」による家賃収入があるおかげです。
この権利収入の仕組みを構築しておいて本当に良かったと思っています。
退職前にサラリーマンの生涯賃金を稼いだわけではありませんが、退職後も安定的にお金がチャリンチャリンと入ってくる仕組みを作ったおかげで人生のロングバケーションを平常心で過ごせています。
これからの時間の過ごし方を選べる位置にいる人は、今の働き方、生活パターン、生き方の延長に果たして人生のロングバケーションが見いだせるかどうかを見当・検討してみると良いと思います。