直近を振り返ると日本経済を取り巻く環境の変化には
2019年、消費税率が8%から10%に引き上げ
2020年・2021年・2022年と新型コロナによる大不況
2022年、ウクライナ戦争勃発によってインフレが激化
2023年、大幅に円安傾向が進んだ
・・・などが起こりました。
多くの国民の家計はボロボロで、そこへ追い討ちをかけるように「増税メニュー」が続々と出てきています。
・社会保険料引き上げ
・退職金課税引き上げ(検討中)
・国民年金の納付開始時期を65歳から68歳に(検討中)
・消費税を15%に(検討中)
大事なのは、これらを嘆いたり責めたりしても何も解決はしない・・・ということです。
こうした外部環境を否定したり声を上げて非難したりするよりも、サッサと環境の変化を受け入れ、それに適応するように自分を律することのほうがベターです。
自分が適応することでたいていのことは解決します。
そのとき、「自分にできるのか?」と問うのではなく、ただひたすら「どうすればできるのか?」と問うことが大切です。
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数年前に「老後2000万円問題」が話題になりました。
最近はすっかりこれを話題にする人も減りましたが、その問題は時間が経つとともにむしろより悪い方向へ進んでいる・・・と言えそうな気がします。
当時、「2000万円も必要だなんて・・・/いったどうしたらいいんだ?」と言いながらも、結局何もしないで手を拱(こまね)いていた人はさらに状況が悪化していることに気づかず、将来イザ!というときに大いに困惑する恐れがあります。
「問題は分かるけど解決策がわからない」・・・ということはどんな世界にも多々あることですが、だからといって「何もしない」という選択肢を選ぶとたいていの場合はより悪化するのがオチです。
「何でもいいから何かしらの行動を起こす」ことが大事で、動いていればそのうち最適な道が見えてくるものです。
「動かないで」道が見えてくるよりは、「動いていると」道が見えてくる・・・ということのほうが可能性は大です。
とにかく前向きに何かをする姿勢が大切だと思います。